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2026-08-09

分譲・施工・管理 — タワーマンションの三役で集中度がこれだけ違う

分譲会社施工会社管理会社ゼネコンタワーマンション
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タワーマンション1棟には、売った会社(分譲)・建てた会社(施工)・維持する会社(管理)という三つの役割が関わります。施工会社管理会社はそれぞれ個別に集計しましたが、三つを同じ方法で並べると業界構造の違いがはっきり見えます。

TOWERSが把握している首都圏のタワーマンション805棟について、三役それぞれの記載を同じ手順で集計しました。表記のゆれ(法人格・支店表記)をまとめ、複数社が併記された欄と会社名でない値(「賃貸」「分譲」「全部委託」「未定」など)は除いています。

三役の集中度

役割集計棟数会社数1社あたり上位5社上位10社1棟のみの会社
分譲358棟174社2.1棟29.9%38.0%124社(71.3%)
施工398棟74社5.4棟41.5%67.3%47社(63.5%)
管理512棟169社3.0棟43.9%56.6%130社(76.9%)

施工がもっとも集中し、分譲がもっとも分散しています。

施工は74社で398棟を建てており、1社あたり5.4棟。上位10社だけで67.3%を占めます。一方の分譲は174社で358棟、1社あたり2.1棟で、上位10社でも38.0%にとどまります。同じ首都圏のタワーマンションを扱っていても、担い手の数が2.6倍違うということです。

管理はその中間で、上位5社の比率(43.9%)は三役でもっとも高い一方、会社数も169社と多く、1棟だけを担当する会社が76.9%を占めます。少数の大手と長い裾野が同居しています。

それぞれの上位5社

分譲

会社棟数
住友不動産40棟
三井不動産レジデンシャル28棟
野村不動産19棟
大京12棟
三井不動産8棟

施工

会社棟数
三井住友建設38棟
長谷工コーポレーション37棟
前田建設工業33棟
鹿島建設29棟
大成建設28棟

管理

会社棟数
三井不動産レジデンシャルサービス83棟
住友不動産建物サービス51棟
三菱地所コミュニティ36棟
東急コミュニティー33棟
野村不動産パートナーズ22棟

分譲の上位に並ぶデベロッパー名(住友不動産・三井不動産・野村不動産)が、管理の上位ではそのグループ会社名(住友不動産建物サービス・三井不動産レジデンシャルサービス・野村不動産パートナーズ)として現れています。ただし本集計では分譲会社と管理会社を棟ごとに突き合わせていないため、同じ棟で分譲と管理を担っているかどうかは確認していません。

施工の上位にはデベロッパー系列の名前が出てきません。建設はゼネコンという別の業界が担っている、という構造がそのまま数字に出ています。

なぜ集計棟数が役割ごとに違うのか

三役で対象棟数が違うのは、記載の有無と除外の量が違うためです。

役割記載あり複数社併記会社名でない値集計
分譲541棟(67.2%)143棟40棟358棟
施工456棟(56.6%)58棟0棟398棟
管理625棟(77.6%)27棟86棟512棟

(「全部委託/日勤」のように両方に当てはまる値があるため、重複するものは「会社名でない値」に分類しています。)

分譲は複数社併記が143棟と突出しています。共同事業として複数のデベロッパーが名を連ねる形式が多いためで、この143棟を除いていることが分譲の集中度を実際より低く見せている可能性があります。 共同事業に参加する会社は大手に偏りやすいので、除外の影響は上位側に大きく出ます。

管理の「会社名でない値」86棟の内訳は、欄に「全部委託」「24時間有人管理」といった管理方式が書かれていたもの84棟と、「未定」2棟です。

このデータの限界

まとめ

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データ出典

本記事の数値は上記の公開データおよび TOWERS が収集した成約情報にもとづき、 自動集計のうえ生成AIの補助を用いて作成しています。集計時点は 2026-08-09 です。 市場動向の解説であり、特定物件の売買を勧誘するものではありません。

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