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2026-08-08

タワーマンションは誰が建てたのか — 首都圏398棟の施工会社を集計

施工会社ゼネコン階数タワーマンション建物データ
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物件資料の「施工」欄は、普段あまり注目されない項目です。ただ、首都圏のタワーマンションを横に並べて集計してみると、会社ごとに手がけている建物の性格がかなりはっきり分かれていました。

TOWERSが把握している首都圏のタワーマンション805棟のうち、施工会社の記載があるのは456棟(56.6%)です。このうち共同企業体など複数社が併記された58棟を除いた398棟を対象に、74社の内訳を集計しました。

集計にあたっては表記のゆれをまとめています。「株式会社大林組」「大林組」「株式会社大林組 東京本店」はすべて同じ会社として数えました。法人格(株式会社・(株))と支店・本店の表記だけを取り除いた機械的な処理で、企業の合併・社名変更といった沿革は反映していません。

施工棟数の上位12社

施工会社棟数階数の中央値最高階数総戸数の中央値
三井住友建設38棟30.0階52階348戸
長谷工コーポレーション37棟20.0階34階351戸
前田建設工業33棟30.0階53階291戸
鹿島建設29棟31.0階53階286戸
大成建設28棟31.0階48階282戸
清水建設27棟31.0階53階260戸
大林組23棟26.0階55階252戸
熊谷組20棟27.5階48階224戸
竹中工務店18棟30.5階53階283戸
戸田建設15棟27.0階54階278戸
東急建設12棟25.5階31階248戸
フジタ11棟34.0階60階267戸

上位5社で165棟(41.5%)、上位10社で268棟(67.3%)を占めます。74社が名前を連ねているものの、実際には少数の会社に集中しています。

会社ごとに「高さの帯」が違う

棟数2位の長谷工コーポレーション(37棟)は、階数の中央値が20.0階・最高でも34階です。一方で鹿島建設は中央値31.0階・最高53階、フジタは中央値34.0階・最高60階と、同じ「タワーマンションの施工」でも扱っている高さがまるで違います。

階数の帯ごとに、最も棟数の多い会社を並べるとこうなります。

階数帯棟数棟数が多い会社
~29階231棟長谷工コーポレーション(32)、大林組(17)、三井住友建設(17)
30-39階117棟三井住友建設(19)、前田建設工業(15)、清水建設(11)
40-49階34棟鹿島建設(9)、大成建設(5)、清水建設(3)
50階以上16棟清水建設(2)、大林組(2)、前田建設工業(2)

29階以下の帯では長谷工コーポレーションが最多ですが、40階以上の帯には登場しません。逆に40-49階では鹿島建設が9棟で最多です。40階以上を手がけた記録があるのは18社・計50棟で、そのうち鹿島建設が10棟と最も多くなっています。

この違いが竣工年代の偏りによるものではないことも確認しました。上位6社の竣工年の中央値は2010年〜2014年に収まっており、世代がずれているわけではありません。

施工会社棟数竣工年の中央値階数の中央値
三井住友建設37棟2014年30.0階
長谷工コーポレーション36棟2013年20.0階
前田建設工業32棟2012年30.0階
鹿島建設25棟2011年34.0階
大成建設24棟2010年30.0階
清水建設25棟2013年31.0階

(この表は竣工年が分かる棟に限るため、前の表より棟数が少なくなります。)

なお、階数の帯が分かれている理由までは本データでは分かりません。発注者との関係、工法の得意分野、案件の立地条件など複数の要因が考えられますが、いずれも検証していません。

このデータの限界

まとめ

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データ出典

本記事の数値は上記の公開データおよび TOWERS が収集した成約情報にもとづき、 自動集計のうえ生成AIの補助を用いて作成しています。集計時点は 2026-08-08 です。 市場動向の解説であり、特定物件の売買を勧誘するものではありません。

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