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2026-08-09

タワーマンションの住戸は狭くなったのか — 588棟の専有面積レンジで確かめる

専有面積間取りタワーマンション築年数建物データ
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「最近のマンションは狭くなった」という話をよく聞きます。タワーマンションでも同じことが起きているのか、棟ごとの専有面積のレンジ(最小住戸〜最大住戸)を並べて確かめました。

TOWERSが把握している首都圏のタワーマンション805棟のうち、間取りの記載があるのは656棟(81.5%)、専有面積の下限・上限まで分かるのは588棟(73.0%)です。この588棟を対象に集計しました。

結論から言うと、狭くなったのは「小さいほう」だけでした。

竣工年代別の専有面積レンジ

竣工年棟数最小住戸の中央値最大住戸の中央値レンジ幅の中央値
~2004年109棟50.6㎡123.0㎡77.4㎡
2005-2009年176棟43.0㎡114.3㎡70.2㎡
2010-2014年80棟43.7㎡113.0㎡67.6㎡
2015-2019年74棟42.0㎡108.6㎡63.5㎡
2020-2026年74棟40.6㎡114.9㎡79.5㎡

最小住戸は50.6㎡から40.6㎡へ、20年で10㎡縮んでいます。一方で最大住戸は123.0㎡→114.9㎡で、2015-2019年に108.6㎡まで下がったあと2020年以降は114.9㎡に戻っており、明確な縮小トレンドとは言えません。

つまり「タワーマンションが狭くなった」というより、単身・少人数向けの小さい住戸を持つ棟が増えたという形です。全体を通した588棟では、最小住戸の中央値43.8㎡・最大住戸の中央値114.4㎡・レンジ幅の中央値72.2㎡でした。

なお、この変化が何によるものかは本データでは分かりません。世帯構成の変化、用地価格、事業計画上の判断など複数の要因が考えられますが、いずれも検証していません。

3棟に2棟は100㎡超の住戸を持つ

条件棟数割合
最小住戸が40㎡未満174棟29.6%
最小住戸が30㎡未満43棟7.3%
最大住戸が100㎡以上401棟68.2%
最大住戸が150㎡以上155棟26.4%

タワーマンションの3棟に2棟(68.2%)は100㎡以上の住戸を持ち、4棟に1棟(26.4%)は150㎡以上の住戸まであります。同じ建物の中に40㎡台と150㎡超が同居している、というのがタワーマンションの標準的な構成です。

間取りの記載から各棟の最小・最大を拾うと、最小住戸が1LDKの棟が282棟(48.0%)、1Rが105棟(17.9%)、1Kが49棟(8.3%)。合わせて4棟に3棟が単身向けの住戸を含んでいます。最大住戸は3LDKが240棟(40.8%)、4LDKが210棟(35.7%)でした。

規模が大きい棟ほどレンジが広い

総戸数棟数最小住戸の中央値最大住戸の中央値レンジ幅の中央値
~199戸225棟50.0㎡110.2㎡63.3㎡
200-499戸233棟42.8㎡110.8㎡68.0㎡
500-999戸98棟42.6㎡125.0㎡84.5㎡
1,000戸以上26棟42.1㎡155.3㎡122.5㎡

年代よりもはっきり差が出るのが規模です。1,000戸以上の棟ではレンジ幅の中央値が122.5㎡(42.1㎡〜155.3㎡)で、199戸以下の棟(63.3㎡)の約2倍になります。最小住戸は規模が変わってもあまり動かず、広がっているのは上限のほうです。

住戸数が多いほど住民の属性も幅広くなる、という見方はできますが、それが計画上の意図なのか結果なのかは本データでは判別できません。

このデータの限界

まとめ

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データ出典

本記事の数値は上記の公開データおよび TOWERS が収集した成約情報にもとづき、 自動集計のうえ生成AIの補助を用いて作成しています。集計時点は 2026-08-09 です。 市場動向の解説であり、特定物件の売買を勧誘するものではありません。

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