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2026-07-26

首都圏タワーマンション エリア別坪単価(2026年7月)— 港区999万円、成約データ846棟から

相場坪単価タワーマンション首都圏成約価格

TOWERS が収集している首都圏のタワーマンション 846棟(マンション全体では898棟、79エリア)のデータをもとに、エリア別の坪単価をまとめました。2026年7月26日時点の集計です。

結論から書くと、最も高い港区の成約坪単価は 999万円。70㎡に換算すると約2億1,000万円です。一方、集計対象の最下位エリアは坪72万円で、同じ「首都圏のマンション」でも14倍近い開きがあります。

ただしこの2つの数字は、後述するとおり出どころの違うデータです。まずそこを分けて見ていきます。

2種類のデータを分けて見る

このランキングには性質の異なる2つのデータが混ざっています。混ぜたまま順位だけ並べると誤読を招くので、分けて掲載します。

成約データ(TOWERS 収集) は、タワーマンションの実際の成約価格です。物件を特定したうえでの数字なので「タワーマンションの相場」そのものですが、現時点で十分なサンプルが取れているのは湾岸・都心の4区に限られます。

実取引データ(国土交通省) は、不動産情報ライブラリで公開されている実際の取引価格を市区単位で集計したものです。カバー範囲は首都圏全域と広く、サンプル数も1エリアあたり数百件と厚いのですが、タワーマンション限定ではなく中古マンション全体が対象です。国の統計は匿名化されているため個別の建物には紐づけられず、あくまで「そのエリアのマンション相場」を示す参考値になります。

つまり、タワーマンションは同一エリアの平均的なマンションより高い傾向があるため、実取引データの数字はタワーマンションの実勢よりも低めに出ます。4区とそれ以外を単純比較できない理由がここにあります。

成約データ:湾岸・都心4区

TOWERS が成約価格を把握できている4区です。こちらはタワーマンションに限定した数字です。

エリア坪単価(万円)㎡単価(万円)70㎡換算(万円)成約サンプルタワー棟数
港区99930221,15715147
中央区66620114,1002981
品川区66020013,981961
江東区55516811,7494169

港区が突出しています。2位の中央区に対して1.5倍。港区は湾岸のタワーだけでなく、赤坂・六本木・麻布といった内陸の高額物件を含むため、区全体の中央値が引き上げられています。

一方、サンプル数を見ると江東区が41件と最も厚く、港区は15件、品川区は9件です。中央値としての信頼度は江東区が最も高く、品川区の660万円は9件からの数字であることを踏まえて読む必要があります。

棟数では港区が147棟と圧倒的で、首都圏のタワーマンションの約6棟に1棟が港区にあります。

実取引データ:首都圏エリア別(上位25)

国土交通省の実取引価格をもとにした、市区単位のマンション相場です。タワーマンション限定ではありません。

#エリア坪単価(万円)㎡単価(万円)70㎡換算(万円)取引サンプルタワー棟数
1渋谷区54016311,43339122
2千代田区53816311,40018522
3目黒区47314310,0152739
4新宿区4631409,80065150
5文京区4301309,10038311
6豊島区4131258,75036229
7台東区3971208,40044012
8中野区3781148,00041010
9世田谷区3751137,93363310
10墨田区3641107,7005608
11杉並区3531077,4674911
12横浜市西区3471057,35029615
13川崎市中原区3471057,3502946
14北区3441047,28038112
15大田区3311007,0001,01111
16練馬区304926,44057113
17川崎市幸区303926,41721613
18荒川区298906,30022122
19横浜市中区298906,30031312
20川崎市川崎区298906,3003325
21板橋区291886,16070311

都県別に見ると

都県マンション棟数タワー棟数集計エリア数坪単価の中央値(万円)
東京都70164923378
神奈川県10410424134
埼玉県575719132
千葉県363612108

タワーマンションの77%が東京都に集中しています。神奈川・埼玉・千葉は棟数で見ると合わせても東京都の3割程度で、エリア中央値も東京都の3分の1前後です。

神奈川県内では横浜市西区(347万円)と川崎市中原区(347万円)が突出しており、武蔵小杉・みなとみらいというタワーマンション集積地の存在がそのまま数字に出ています。県全体の中央値134万円と比べると2.6倍で、同じ県内でも駅前再開発エリアとそれ以外の差が大きいことがわかります。

下位エリアと「14倍差」の意味

集計対象で坪単価が低いエリアは以下のとおりです。

エリア都県坪単価(万円)取引サンプルタワー棟数
三郷市埼玉県100721
横須賀市神奈川県991694
座間市神奈川県95841
厚木市神奈川県95772
千葉市美浜区千葉県901985
八千代市千葉県87841
千葉市稲毛区千葉県761292
春日部市埼玉県72551

港区999万円と春日部市72万円で約14倍ですが、これはタワーマンションの成約価格と、エリア全体のマンション実取引価格を比べた数字です。性質の違うデータ同士なので、そのまま「タワーの価格差」とは言えません。

同じ実取引データの中で比べると、渋谷区540万円と春日部市72万円で7.5倍。これがより公平な比較になります。

なお、これらのエリアのタワーマンションは1〜5棟と少数です。サンプルが薄いエリアの数字は、1件の特殊な取引で中央値が動きやすい点にご注意ください。

このデータの限界

数字を出す以上、どこまで言えるかも書いておきます。

まとめ

TOWERS では首都圏79エリアのマンション相場データを無料で公開しています。アカウント登録なしで、エリア別・物件別の坪単価をご覧いただけます。今後この集計は定期的に更新し、エリアごとの推移を追っていきます。

データ出典

本記事の数値は上記の公開データおよび TOWERS が収集した成約情報にもとづき、 自動集計のうえ生成AIの補助を用いて作成しています。集計時点は 2026-07-26 です。 市場動向の解説であり、特定物件の売買を勧誘するものではありません。

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