タワーマンションの法定容積率は湾岸4区でどれだけ違うか — 88棟のデータから
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タワーマンションが高層になれる理由のひとつに、建築基準法上の「容積率」(敷地面積に対する延床面積の上限割合)があります。同じ「タワーマンション」でも、立地するエリアの都市計画によって適用される容積率は大きく異なります。TOWERSが建蔽率・容積率の両方のデータを持つタワーマンションを対象に、エリア別の違いを集計しました。
対象と集計方法
TOWERSが物件情報を保有するタワーマンション813棟のうち、建蔽率(建ぺい率)と容積率の両方の数値を確認できたのは88棟です(10.8%)。このデータは現時点では港区・中央区・江東区・品川区(湾岸4区)の物件に限られており、他の区では十分な件数がありません。したがって以下の数値は湾岸4区限定の集計であり、首都圏全体やタワーマンション全体の代表値ではありません。
容積率(延床面積の上限割合)
88棟全体の容積率は次の分布です。
- 中央値:500%
- 最小値:104.98%、最大値:1069.67%
区別の中央値(棟数付き)は次の通りです。
| 区 | 棟数 | 容積率の中央値 |
|---|---|---|
| 江東区 | 29棟 | 400% |
| 港区 | 28棟 | 576.43% |
| 中央区 | 18棟 | 594.18% |
| 品川区 | 13棟 | 649.87% |
江東区(400%)と品川区(649.87%)を比べると、中央値で250ポイント近い差があります。88棟を容積率の水準で区切ると、400%未満が15棟、400〜600%未満が39棟、600%以上が34棟でした。
建蔽率(敷地に対する建築面積の上限割合)
88棟全体の建蔽率は中央値70%(最小40.2%、最大100%)です。区別の中央値は江東区・中央区が60%、港区・品川区が80%でした。同じ地域でも複数棟がまったく同じ容積率・建蔽率の値を示すケースが一定数ありますが、これは都市計画法上の指定容積率・指定建蔽率がそのまま採用されているためで、データの重複や誤りではありません。
このデータの限界
- 集計対象は813棟中88棟(10.8%)で、記載のあるデータは湾岸4区に事実上限定されています。首都圏全体や他区のタワーマンションには一般化できません。
- 棟数は13〜29棟と区ごとに少なく、数棟の入れ替わりで中央値が動く規模です。
- 容積率・建蔽率は用途地域の指定に基づく法定の上限値であり、実際に建築された建物の延床面積・建築面積そのものではありません(緩和・特例による上乗せがあるケースも含まれます)。
- 区ごとの容積率の違いが生じる要因(用途地域指定、再開発地区指定、特定街区の特例など)は、このデータだけでは判別できません。
まとめ
- 建蔽率・容積率の両方を把握できるタワーマンションは88棟(対象813棟の10.8%、湾岸4区限定)
- 容積率の中央値は500%、区別では江東区400%〜品川区649.87%まで差がある
- 建蔽率の中央値は70%、区別では60%(江東区・中央区)と80%(港区・品川区)に分かれる
- 容積率600%以上の棟は34棟、400%未満は15棟
この記事は生成AIの補助を受けて作成し、掲載した数値をTOWERSの収集データで再集計・確認しました。